結論から言えば、細いエクステほど長持ちする
エクステは太さが変わると、同時に自まつげにかかる重さも変わります。エクステが太くなれば重さは増し、細くなれば減るので、細いエクステの方が長持ちするというわけです。
また、自まつげの太さによっても持ちの良さは左右されます。
マツエクは皮膚に直接つけているわけではなく、自まつげ1本1本にぴったりと装着されているのです。つまり、マツエクをつけている間は
自まつげがマツエクをおんぶしているような状態が続いている
ということになります。
自まつげが太くてしっかりしている場合は、0.18mmや0.2mmなどの比較的太いエクステをつけても問題ないでしょう。しかし、細い自まつげに太いエクステをつけると、自まつげがエクステの重さに耐えきれず、ふらつきやすくなるのです。
見た目を重視するなら普段のメイクにあわせる
例えば、マスカラをしない方は0.1mmや0.12mm、マスカラを軽くつける方は0.15mm…などです。そうすると、普段のメイクに近いボリューム感になるので、仕上がりの違和感もほぼありません。0.18mmや0.2mmは目力は抜群ですが、ほかの太さに比べてふらつきやすく、すっぴんのときに目元だけ濃く見えるような違和感を感じる可能性もあります。
持ちを重視するなら細いエクステにする
エクステは細いほど持ちがよく、自まつげへの負担も比較的少ないので、持ちを重視する場合は0.1mmや0.12mmがおすすめです。ただ、この2つは細めの自まつげのようなナチュラルな仕上がりになるため、普段マスカラをつけたりしている方は物足りなさを感じるかもしれません。
持ち・見た目どっちも!という場合は自まつげの太さに合わせる
自まつげがしっかりしている方は0.18mm、やや細めの自まつげの場合は0.15mmというように、自まつげの太さに近いものを選ぶとふらつきを抑えることができます。
「私、自まつげ細いんですけど目力UPできますか?」
という質問をされるお客様がよくいらっしゃるのですが、もちろん可能です。
目力は太さと本数で調節できる・2種類の太さをMIXしてもOK!
実は私は自まつげが元々細めで、0.18mmのエクステをつけると100%ふらつきますし、0.15mmでもふらつくときがあります。なので、基本的に0.15mmの太さで140本(片目70本)、もしくは0.12mmと0.15mmをMIXして160本(片目80本)つけています。
エクステ1本1本はやや細めですが、本数を増やすことでまつげとまつげの間の隙間がうまり、ボリュームが出て目力もUPすることができるのです。
このように、自まつげの状態に合わせた太さを組み合わせて、自まつげへの負担を抑えながら理想の目元に近づけることができるのもマツエク魅力のひとつだと私は思っています。
ただ、自分で自まつげの状態を確認するのは多少難しいと思うので、その場合はカウンセリングでアイリストに相談してみてくださいね。きっとぴったりのデザインが見つかると思いますよ。